トイレのリフォームに挑戦
キッチン、お風呂と水まわりのリフォームをしてきましたがあと1カ所悩ましいところがありました。それは「トイレ」です。昔の家ですので汲み取り式、いわゆる「ぼっとん便所」ってやつですね。まぁ、水まわりの場所っぽい言い方しましたけど、水まわってないです。当然和式。
さすがにトイレは壊してどうこうできる感じではないし、水洗トイレに改修する費用もないので、はじめはきれいに掃除して便器だけ新しいやつをつけて様子をみればいいかなという感じでした。
それでもやっぱり臭いとか気になりそうだし衛生的にもどうなのかなとかキッチンもお風呂もいい感じに仕上がったのにトイレだけ見劣りするのもなんだかなぁとかモヤモヤしてました。
簡易水洗トイレというものの発見
そんななかネットをみていると、汲み取り式は簡易水洗にできるとあるじゃないですか!簡易水洗ってまあざっくりいいますと水道をひっぱってくれば少量の水である程度水洗してくれるってやつです。見た目も洋式でパッと見普通の水洗トイレと変わらない。むしろ水洗の水を貯めておくタンクが必要ないのですっきりとしています。
もともと狭いスペースだったのでこれは好都合でした。さらに調べてみるとウォシュレットまでつけられるじゃないですか!ウォシュレットなんか夢みたいなもんでしたから、これで俄然テンションが上がります。
簡易水洗トイレはいろんなメーカーからでてるのですが、我が家のトイレはスペースが限られているのでネポンのタンクレスのものにしました。
タンクレスでも少量の水で流せるし(勢いはありませんが)しつこい汚れや流れなかったトイレットペーパーはウォーターガンという水鉄砲のようなもので流せます。さらにオートフラッパー式といって弁と水で流れるところは常にフタがされてる状態を保てるので、ぼっとん便所といいつつも見た目は洋式で清潔さや臭いの問題も解消されました。
仕上げは今までの経験を生かす
ここまできてしまえばあとはトイレの空間を快適にしていくだけです。便器を置く穴の位置と水道をひっぱってくる作業だけは業者の方にやってもらい、壁や床はこれまでの我々の経験と技術で作業していきます。
壁はもちろんペンキで塗り直します。色は青。まあ清潔感があるしトイレの中で落ち着く感じの色かなと思いまして。そして床はキッチンの時に使った赤いタイルを貼りました。ペンキぬりやタイル貼りなんかはもうお手の物って感じで、スペースも狭いのでサクっと終了。
後日、便器を取り付けてみると…、おぉ!すてきな洋式トイレになってるじゃありませんか!水洗や臭いも問題なし。やっぱりトイレは清潔がいいですよね。
さらにあとになってウォシュレットもとりつけたので、ぼっとん便所からのリフォームとして最高の着地ができましたよ。最初のトイレのイメージから1段も2段も上に行けて大満足です。
実際のところ、少量の水で処理してるから節水できるイメージですが毎月の汲み取り処理の費用はかかってます。でも普通の水洗トイレを使ってる場合の水道代がわからないのでどれほど金額の差があるのかわかりません。
臭いも気温によってはやっぱり少し上がってくることもあります。でもまぁそこはしょうがないかなとわりきってます。
トイレのリフォームはDIYか業者か
しかしながらこのトイレのリフォーム、DIYといいつつ自分達で作業できたのは床のタイル張り替えと壁の色塗りがメイン。
やっぱり「ぼっとん便所」をそれなりにプチ水洗式にするにしても、水道屋さんや新しい便器をつけ直すための位置を修正してくれる業者などにお願いしたので、トイレリフォームのすべてを自分達のDIYだけでできるわけではありませんでした。
きっちりきれいにするなら少しお金はかかるかもしれないけど丸ごと業者さんにお願いしてもよかったかも、と今となっては思うところはありますね。
さすがにDIYでぼっとんを水洗にはできませんし。トイレばかりはきれいにこしたことはないですから。あとは予算の都合次第ですかね…
昔と比べるといまはDIYリフォームする人も増えて、安くて素敵なリフォームをしてくれる業者も多くなっているので、時間やお金を考慮して自分の状況に合ったベストなリフォームが選択できる環境になってますね。
インターネットがあれば、トイレリフォームの適正価格を、優良施工店の中から比較してベストな見積もりを無料でやってくれる便利なリフォームサイトなんてのもあるんです。
僕たちがDIYでトイレリフォームしている時にこんなサービスがあったら間違いなく利用してますね。
なにせ見積もりが無料だし(施工店を比較してくれる!)入力もシンプル(よけいな個人情報は入力しなくてよし!)だからサクっと調べられるからね。
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われわれみたいに「DIYで超個性的なトイレにしたいぜ!」ってことでもなければ、業者によるトイレリフォームの相場を調べてから、DIYにするか業者にお願いするか判断するのも全然アリですね。
難敵だったトイレのリフォーム
しかしこれで我が家の3大水回り(トイレもとりあえずちゃんと水が回った!)のリフォームが終了しました!今考えるとボロボロだったこの3箇所をよくここまで仕上げたなぁと自分たちを褒めたいですね。
このころは時間とか関係なくやれるとこまでやろうって感じでした。いろいろ知識や技術も少しづつ向上していったし、やいのやいの言いながらも楽しみながら作業できたのもよかったかなと。