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絵本は家族の宝物!大人でも楽しめる絵本おすすめ5選!〈日本人作家編〉

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絵本は大人が作る

絵本を作るひとたちは大概が大人だ。大人たちが子供のためにと絵を描いたり文をつくったりしている。作ってはいるが子供に喜んでもらえるという確信なんてあるのだろうか?いままでの経験や技術によってある程度はわかるかもしれないが少し賭けみたいなところもあったりして。

絵本作家の方はどんな思いで絵本をつくるのだろうか。

大人でも楽しめるおすすめ5選!〈日本人作家編〉

ということで前回は外国人作家をおすすめしましたが、今回は日本人作家のおすすめを書きたいと思いますよ。わりと個性の強い作家さんばかりになっちゃいましたけども。

作家の世界感 vs 子供の感性

といった感じのラインナップはこちら!

世界感ありまくりの5冊

なにやらアレな絵本がありますが、とりあえず左から1冊ずつざっくりな内容とおすすめポイントを書いていきます。

よるのようちえん

夜の幼稚園を舞台にして夜にしか現れない奇妙なキャラクターがいろんな場所で遊んでいる様子が描かれていく内容。とくにストーリーはないが谷川俊太郎さんの文でテンポよく進んでいく。巻末にオリジナル曲の譜面あり。

中辻悦子さんの絵と写真、それから谷川俊太郎さんの文のミックス加減が不思議な感じ。写真はモノクロの粗い感じのものに軽く色づけをして、そこにシンプルで奇妙ないきものが書き込まれ特別な異世界を表現している。そこに小気味よい言葉がかぶせられる。楽しいのか楽しくないのか(笑)独特の雰囲気の本ですね。

んぐまーま

これもなにやら変ないきものがなにか旅らしきものをしていき、自分の家らしきところにもどってくるみたいなぼんやりとしたストーリーらしきものがある内容です。

 

なんで全部「らしき」だって?だってそれはもうデタラメだから。絵も文も。絵はあの現代美術家の大竹伸朗。多作でジャンクな感じのアートを多く発表してるひとで、確かに大竹さんの感じの絵で最高です。文は先述の谷川さん。こっちはもう何も考えないで大竹さんの絵から感じた意味もない言葉をそのまま書いちゃった感じでこちらも最高。この絵本を無駄に感情込めて読み聞かせするのがおすすめ。

くまとやまねこ

死んでしまったことりを小さな箱に入れてずっと思い続けるくま。ある日引きこもっていたくまが天気のいい日に外に出ると土手で寝ているやまねこと出会います。くまの話しを聞いたやまねこはくまとことりのことを思って自分の持っていたバイオリンを弾きました。そのバイオリンを聞いてくまはことりを思い出し、やがて…

 

読後はなんかちょっとした短編の映画でもみたような雰囲気になる絵本です。愉快な感じの話しではないし、酒井駒子さんの絵もモノクロで描かれてるので、楽しいというより子供ながらいろいろ考えながら読む絵本なのかなと。死とか友達とか。こういう絵本も必要なのでは。

たぐぼーとのいちにち

タイトルどおり、タグボートが朝から晩までいろんな船の手伝いや仕事をしながら1日を過ごす様子を描いていく内容の絵本です。

これはなんといってもイラスト!あのアンクルトリス(ハイボールの!)でおなじみの柳原良平の絵なんです。まあ個人的に柳原さんのイラストが好きってのもありますが。どうやら柳原さんは船が好きだったらしく、その船愛がこれでもか!ってくらい溢れてます。しっかりディテールが書き込まれているのにすごいポップに描けるのはすごいなと。昭和好き、レトロ好きなら持っていましょう。

ジャリおじさん

いつも海をみているジャリおじさん。ふと振り返ると黄色い道があります。その黄色い道を歩いていくジャリおじさん。その道中、いろんな出会いや不思議な体験をしながら進んだその先には…

 

はい、でました。純度100%の大竹伸朗作品。大人としてはアートな本として。子供としてはぶっとんだ絵本として機能する絵本です(笑)こういうのをおもしろい絵本として受け入れる子供の柔軟性は素晴らしいな。この絵本を読んで表現の自由さみたいなところを感じとってくれたら嬉しいなぁ。親としては。

まとめ

ということでおすすめの日本人作家の作品を紹介しました。

 

今回はアートよりで作家性の強い作品ばかりになってしまいましたね。冒頭で描いた「絵本は大人がつくる」ということでいえば自分が子供目線になって作ったというより自分のそのままの世界感でどこまで子供の琴線に触れるか、という側面が強い絵本かなと思います。

当然大人が作ったのだから大人も楽しめるということなので、是非あなたの琴線に触れるものがあれば読んでみてください。

以上、大人でも楽しめるおすすめ5選!〈日本人作家編〉でした!