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絵本は家族の宝物
子供のいる家庭があるひとならば、おそらく大体が子供が小さい時に絵本を買ってあげているでしょう。
まあ家庭によっておもちゃが多かったり、DVDやテレビを見せることが多かったりして絵本をあまり買わない家庭もあるかもしれませんけども。
我が家はわりと絵本を持ってまして、トータルでだいたい200冊以上はあると思います。他の家庭と比べたわけではないのであるほうなのか普通なのかわかりませんが。
全部自分の子供たちに買った数ではなくて、奥さんが子供の時に買ってもらった絵本もあるからです。なのでトータル。
絵本というのは基本的にどの年代の子供でも楽しめるところが素晴らしいなあと。時間が経ってしまうと多少絵やデザインに古臭さは出てしまうけれども、話しの内容や教訓めいた本質の部分はいつの時代になっても変わらないと思うのです。
実際に奥さんが子供の頃に読んでいた絵本を自分たちの子供が読んでるし、本屋で絵本コーナーを見ても自分が子供の頃に読んでた絵本があったりするし。
子供には絵やデザインの古臭さなんてわからないし、流行り廃りもあんまり関係ないですからね。
なのでいま家にある絵本も自分の子供の子供、つまり孫にまで残せたらいいなあと思っている次第です。
そう思ってタイトルに「絵本は家族の宝物」としてみました。まあ財産みたいなものかと。だからなるべく丁寧に扱ってね!と子供たちには言ってます。
大人でも楽しめるおすすめ5選!〈海外作家編〉
しかしながらこのブログを読んでるひとはおそらく大人のひとでしょうから、親として大人としても楽しめる、読みたくなる絵本を紹介していきたいと思います!
いろいろ紹介したい本があるので〈海外作家編〉、〈日本人作家編〉、〈アートな絵本編〉と3回に分けて紹介してみたいと思います。
今回は〈海外作家編〉です。ラインナップはこちら!

それでは左から1冊ずつざっくりな内容とおすすめポイントを書いていきます。
どろんこハリー
お風呂がきらいな主人公ハリー(犬)がいろんなところで遊びまわったあげく、どろんこで真っ黒になった状態で家族のところに戻ったけど誰もハリーと気づいてもらえなかったハリーがどうするか、みたいな内容です。
おすすめなポイントとしては犬の無邪気さ。その描写がうまいです。またその無邪気さと昔のアメリカンなイラストがいいバランスです。犬を飼っているひとならハリーのことが好きになるんじゃないでしょうか?
ちなみにこのハリー、「うみべのハリー」などシリーズがあります。どれも無邪気。
せんをたどって
とくにストーリーがあるわけではなく、表紙からはじまるひとふで書きの線をたどりながらいろんな場面やイラストを見ながら考えたり、観察したり、数を数えたりする内容です。
おすすめはやっぱりひとふで描き。ひとふで描きでイラストとかを書いてるんだけどほんとに最後までひとふでで描けてんのか気になるところ。まあもちろん描けてるんだけど。ページごとにテーマカラーがあって、シンプルなんだけど色鮮やかで楽しいです。
こちらもシリーズあります。どれもひとふで描き。
もしゃもしゃちゃん
ある日身なりに無頓着なマリカ(もしゃもしゃちゃん)が友達と仮装パーティーをやることに。妖精になるといったもしゃもしゃちゃんをみんながばかにして、かなしくなったもしゃもしゃちゃんは森ヘボイコット。しかし森で出会ったハリネズミたちの協力で仮装パーティーヘ戻ります。もちろん見違えるほどきれいな妖精の姿で。
とにかくイラストがおしゃれでいいです。でてくるキャラクターの名前もかわいいです。あとこの絵本のサイズ感がいいですね。ちっちゃめの横長サイズが。まあ本棚にしまいづらい感じはありますが。
作者のマレーク・ベロニカさんは「ラチとライオン」「ボリボン」なども出してます。どれも横長。
ちいさなちいさなおんなのこ
ちいさな女の子が日常で自分が小さいからできなかった事が、大きくなるにつれてできるようになっていく様子がいきいきと描かれています。
これはとてもおんなのこおんなのこしてて、おんなのこっていいよね!てなります。ごめん抽象的で。中身もメルヘンな感じでピンクを基調としてておんなのこおんなのこしてます。この本にはおんなのひとの不変のかわいさみたいなものがあると思います。
シオドアとものいうきのこ
シオドア(ねずみ)と動物の仲間たちは自分達の自慢の話しをする。シオドアの自慢は「ぼく にげられる」。あるひ木の葉にびっくりして逃げきのこの下にかくれるシオドア。するとそのきのこがしゃべり、みんなに自慢しに行く。きのこがしゃべってるのは「ねずみがいちばんえらい」と言ったシオドアはたちまちみんなのリーダーに。そしてみんなと旅に出たその先に待っていたものは。
まずはこのジャケ(表紙)。ダウナーでサイケな雰囲気ぷんぷんです。タイトルもなにやら大丈夫か感出ています。内容も上で要約したけどなんなんだこれはという感じで不思議な世界観です。こういうの好きなひとにはたまらないのでは。
巨匠レオ・レオニさんはスイミーはじめ多くの絵本を手がけていますね。レオ・レオニ最高。
まとめ
ということでおすすめの海外作家の作品を紹介しました。
自分なりのおすすめなのでね、ピンとくる人こない人いると思いますけどピンときて少しでも興味を持っていただけたらうれしいです。最近は自分のために絵本を買う大人のひとも増えているみたいですね。そういう人にも参考にもらえれば。
大人のひとにおすすめってことであまりにも子供っぽい感じの見た目じゃない表紙ですね、どれも。なので独身の方でもこれらの本が部屋に置いてあっても違和感はないかなと。
自分が気に入ったから子供に買うのも良し、自分のために買うのもよし、どちらにせよ絵本は大切にして宝物にしてください。
以上、大人でも楽しめるおすすめ5選!〈海外作家編〉でした!