脱衣所&洗い場
前回のお風呂場編 その1から脱衣所の続き。
ブロックでできた土台の上に事前にカットしておいた厚めの木材の板を置いて床部分を作ります。側面も木の板でふさいでとりあえず脱衣所のベースはできました。
床の部分には竹タイルを貼りました。よく銭湯とか旅館の脱衣所に敷いてあるやつです。少々お値段はしますがスペースも少ないし、見た目や触り心地(踏み心地?)が素晴らしいので選びました。竹タイルいいです。
次にお風呂の洗い場です。浴槽を入れるスペースを残して洗い場を作るのですが、今度は地面から30センチくらいの高さのところまで床を底あげして作ります。
そして今回も当然モルタル。浴槽スペースにモルタルが流れ込まないように木の板でついたてを作ります。
脱衣所の時と同様にコンクリートブロックや大きい石などである程度土台を埋めて、そこにモルタル(2回目!)を流しこみました。そして実はここからがこの洗い場作成の肝であり山場なのです。
洗い場ということはお湯がじゃんじゃん流れます。そのお湯が排水口に自然に流れていくために排水口に向かって床の面を傾斜にしなければいけないのです!排水口の位置・高さは決まっているため、それより高くしていかなければなりません。モルタル流し込みながら。どのくらいの角度ならお湯が流れていくかわからないので、もう感覚です。
あまり角度がついても座りづらいし、角度がなくてお湯が流れていかなくてもダメです。モルタルに傾斜をつけつつ、所々で水平器を置いて傾斜を確認しながら、面はデコボコにならないようにコテでならしていきました。これで大丈夫だろうってとこで終了。
モルタルが固まってからテストで水を流すと…、おぉ!みごとに排水口にむかって流れていくではありませんか!早すぎず遅すぎずでちょうどいい塩梅に仕上がりました。よかったー。
脱衣所と洗い場がうまくいったのであとはきっちりきれいに仕上げるだけ。
タイル貼りと仕上げ
空けておいたスペースに浴槽をはめ込んでシリコンで固定し、壁と洗い場の床の仕上げ作業へ。なにで仕上げるかというと、そう、キッチンで味をしめたタイルを貼ります。
水場なんでね、やっぱりタイルだと掃除しやすいし、乾くのも早いんじゃないかと思いまして。壁と床で2種類のタイルを使いました。壁の部分はもちろん色使ってね。緑で。
と、このタイル貼りで新たな動きが!キッチンに次ぐタイル貼りのおかげで奥さんのタイル貼りテクニックが格段に向上!(タイル貼り担当は奥さん)さすがガラスを扱う仕事をしていたおかげか器用に貼ります。
貼り終わった後の見た目もきれいです。のちにその筋の方からも褒められるくらいには上手いです。ナイス。
ちなみにこのお風呂場、壁も直しました。ホームセンターで石膏ボードを買って自分たちで壁と天井につけてから防水の外壁用の塗料を塗ってもらいました。(この塗料をぬるのはプロの方にお願いしました。)これで壁はクリーン&ドライです。
あとは脱衣所と洗い場の間に間仕切りを作成。さすがにドアとかはつくれないので、アクリルブロックとプラスチックのパネルである程度仕切って、出入りするところはシャワーカーテンをつけました。
なので我が家には風呂のドアはありません(!)。湯気は脱衣所のほうまでいきますが、換気扇もホームセンターで買ってつけたし窓も全開にすればすぐ乾くのでびちゃびちゃになったりすぐカビたりすることもないです。
お風呂のリフォームはDIYか業者か
しかしながらお風呂のDIYリフォームをここまでやる人はなかなかいないと思いますよ。これは自分たちがどうかしてるんだと(笑)
当時はもう「やるしかない」一択でしたね。若さと勢い、あと時間もたっぷりあったんでどうにかなった感じで。いまも使ってるこの風呂場ですがこの10何年で補修することもしばしば。そりゃそうですよね。
当時予算で都合がつけば業者に頼んでいればそこまで傷んでなかったかもなぁとは思います。ぶっちゃけ一番大変な場所だったし。
昔と比べるといまはDIYリフォームする人も増えて、ホームセンターに行けば欲しいDIY用品がなんでもすぐに手に入るし、安くて素敵なリフォームをしてくれる業者も多いのでDIYでやるにしても業者にお願いするにしても、時間やお金を考慮して自分の状況に合ったベストなリフォームが選択できる環境になってますね。
インターネットがあれば、お風呂リフォームの適正価格を、優良施工店の中から比較してベストな見積もりを無料でやってくれる便利なリフォームサイトなんてのもあるんです。
僕たちがお風呂のDIYリフォームしている時にこんなサービスがあったら間違いなく利用してますね。
なにせ見積もりが無料だし(施工店を比較してくれる!)入力もシンプル(よけいな個人情報は入力しなくてよし!)だからサクっと調べられるからね。
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われわれみたいに「どうしてもDIYで自分好みのお風呂つくりたい!」という無駄に強いこだわりがなければ、業者によるお風呂リフォームの相場を調べてから、DIYにするか業者にお願いするか判断するのも全然アリです。
お風呂のDIYリフォーム終了!がんばった!
そんなこんなでお風呂場のリフォーム終了です!とりあえずなんとかお風呂として機能するところまではできたと思います。いやーヘビーな戦いでしたよ。
自分たちの手でここまで仕上げられたのには満足です。最初の状態がアレなもんで、まるで新品の風呂のように感じられますよ!なんつって!